Cロナ、大一番前にもう一つの戦い
サッカースペインリーグのレアル・マドリードFWクリスティアノ・ロナウドが、フロレンティーノ・ペレス会長と緊張感溢れる“にらみ合い”を演じた。4日のスペイン紙マルカなど地元メディアが報じた。
3日のチャンピオンズリーグ・パリサンジェルマン(仏)戦を前に本拠地スタジアム内で出迎えた同会長が、会場入りしたチームに一人ずつあいさつするなかで、ロナウドには「どうしてあんなことを言ったんだ。話をしよう」と詰問口調で口火を切った。ロナウドは「何?僕はそんなこと言っていない。別の言い方だった」と釈明。短い言葉のやりとりは同会長がロナウドのほおを軽く叩く愛情表現で締めくくられた。
上記会話には独キッカー紙とのインタビューが伏線にある。ロナウドはいつかレアル・マドリードを出て行く可能性を問われ「どうしてそれがないって言うの?現状で僕はレアル・マドリードのためにプレーしているが、先のことは分からない」と話したとされる。