香川前半で交代、酒井高は連続フル出場
「ドイツリーグ・ハンブルガーSV3-1ボルシア・ドルトムント」(20日、フォルクスパルク)
酒井高徳が所属するハンブルガーSVは、ホームで香川真司のドルトムントに3-1で快勝した。酒井高は右サイドバックでフル出場した。香川は中盤で先発したが、前半のみで退いた。13日に発生したパリ同時多発テロの犠牲者を悼み、試合前に黙とうがささげられた。観客に対する入場時の保安検査が念入りに行われ、試合開始が約15分遅れた。
酒井高は終了の笛が鳴るとピッチにあおむけに倒れ込んだ。ホームのサポーターと勝利を分かち合い「うれしい」と満面に笑みを浮かべた。今季は開幕から控えが続き、11月のW杯予選を戦う日本代表からも外れた。それでも前節に続いてフル出場。「こっちでしっかりポジションを取ってプレーすれば、また代表もつかめると思う」と前向きに語った。