FC東京・森重 退任する指揮官に感謝
J1・FC東京のDF森重真人(28)は28日、マッシモ・フィッカデンティ監督(48)の今季限りでの退任を受けて感謝の言葉を口にした。この日の東京・小平グラウンドでの練習後、主将は神妙な面持ちでこう語った。
「クラブの歴史上最多勝ち点を手にできた。来年、再来年と、この記録を塗り替えられるように、もっともっと努力していかなければいけない」
今季J1は、過去最多となる勝ち点63で最高位タイの4位に終わった。Jリーグチャンピオンシップ出場を逃したものの、就任から2年を掛けて勝利に対する執念をチームに植え付けた。
チームを去る指揮官に対し、森重は「多くの言葉はいらない。感謝の思いしかないし、それに尽きると思う」と話した。残す天皇杯で、最高の花道を用意するつもりだ。