U-22 日本代表きょうイエメン戦
リオデジャネイロ五輪を目指すサッカー男子のU-22日本代表は9日、U-22イエメン代表戦に向けて約1時間半、前日練習を行い、MF遠藤(湘南)、FW鎌田(鳥栖)らがパス回しやミニゲームで調整した。今回の遠征は、来年1月に五輪最終予選を兼ねてドーハで行われるU-23アジア選手権に向けた準備が目的。13日にはドバイでU-22ウズベキスタン代表と対戦する。
負傷離脱から復帰して間もないDF松原(新潟)やFW鈴木(水戸)は、来年1月の最終予選で起用できる状態に戻るかをチェックされそうだ。手倉森監督は「2人とも状態は上向き。この2試合のどこかで試したい」と見極めのためにも起用するという。松原は最終予選に貢献したい思いは強く「監督が出ろと言ってくれれば出たい。自分の特長を出したい」と話した。
イエメン戦の試合会場が急きょ変更になった。五輪最終予選1次リーグで北朝鮮、タイとの2試合の舞台になる会場を予定していたが、芝の状態が思わしくないためサウジアラビアとの最終戦の会場に変わった。練習後に視察した手倉森監督は「1、2戦目の会場はきょう見られたし、最終戦の会場では試合ができる。結果的には良かった」と前向きだった。