U23代表の明大・室屋がFC東京加入

 J1のFC東京は5日、日本が優勝してリオデジャネイロ五輪出場権を獲得したU-23(23歳以下)アジア選手権代表のDF室屋成(21)=明大=が正式加入したと発表した。

 室屋は昨年、大学に所属したままJリーグの試合に出場可能な日本サッカー協会の特別指定選手に承認され、FC東京が受け入れ先となっていた。すでにU-23代表での合計出場時間で日本サッカー協会が規定する条件を満たし、初年度からプロA契約を締結することになった。FC東京では長友、武藤に続く大学生Jリーガーが誕生した。

 大学サッカー界の傑出した才能が、明大サッカー部を3年で退部し、プロとして今夏のブラジル行きを目指すことになった。室屋は、リオ五輪アジア最終予選には唯一の大学生として出場。高い運動能力を持つサイドバックをめぐって複数のクラブが争奪戦を展開してきた。その中で早くからその才能に注目してきた東京入りを決めた。

 室屋はクラブを通じて「また在学中にもかかわらず、プロサッカー選手としてプレーできるよう後押ししていただいた大学関係者のみなさまや部員のみんな、そして家族や友人、応援してくれるみなさまに、心から感謝しています。これからはFC東京の一員として、ピッチで活躍することで恩返しできるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします」などとコメントした。

 明大の先輩である長友も、2008年の北京五輪イヤーにプロ入りを決断。そして、その後は順調なキャリアを積み上げていった。室屋も、大先輩の背中を追いかけ、同じ道を駆け上がる。

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