“間接PK”に本家クライフ氏も興奮
サッカースペイン1部リーグ、バルセロナのFWリオネル・メッシとFWルイス・スアレスが14日のリーグ、セルタ戦で決めた“間接PK”のインパクトの余波は未だに続いている。16日のスペイン複数紙が伝えているところでは同プレーを発明したとされる元オランダ代表のヨハン・クライフ氏も興奮していたという。
クライフ氏の友人が明かしたもので、同試合をテレビ観戦していたクライフ氏は1982年に当時アヤックス選手で初めて同プレーを編み出した自身の姿を見ていたファンのように驚き、喜んだという。
昨年10月のガン発病の発覚から手当を受けているが、数日前に自身のホームページで「手当の結果はとてもポジティブなもの。試合に2-0で勝っているような感じ」と手応えを表明したばかりだった。バルセロナの後輩が闘病生活に更なる気持ちのハリを与えた、というところか。
また実はこのプレーは本来別のシナリオがあった、との話も浮上している。PK獲得の際にメッシとFWネイマールが交わした会話の様子から、両選手がコンビプレーをするつもりだったとされる。ネイマール自身も試合後「あれはもともと僕のものだったけど別に問題ない。僕らはお互いを好きだから」と笑顔で話している。