岩渕が合宿に合流 右ひざの不安なし
「サッカー女子日本代表候補合宿」(23日、堺市内)
サッカー女子のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選(29日~3月9日、大阪)に臨む日本代表候補が23日、堺市内で直前合宿2日目を行い、ドイツでプレーする岩渕真奈(22)=B・ミュンヘン=と大儀見優季(28)=フランクフルト=が合流した。
W杯以来の代表招集となった岩渕は「戻って来られてよかった。メンバーにしっかり入って、五輪を勝ち取りたい」と意気込んだ。
昨年のカナダW杯に最年少メンバーとして出場し、得点も奪ったが、その後右膝の外側側副靱帯(じんたい)を断裂。リハビリを続け、クラブでは既に公式戦復帰を果たしている。練習試合では90分フル出場も経験していると言い、「試合勘も90分戦うことも問題はない」と万全を強調。「大事なところで点を取りたい」と話す次世代のエースが、なでしこに帰って来た。