横浜FC・カズ復帰出場も黒星発進
「明治安田生命J2、横浜FC0-1讃岐」(28日、ニッパツ三ツ沢球技場)
横浜FCのFW三浦知良(49)が讃岐戦の後半38分に途中出場し、自身が持つJリーグ最年長出場記録を49歳2日に更新した。ヘディングシュートを放つも無得点に終わり、試合は0-1で敗れた。
右でん部を痛めた昨年10月18日の京都戦以来となったキングの公式戦復帰に、9929人の観衆が歓声を上げた。0-1の場面で投入され積極的にゴールを狙う。後半44分にはペナルティーエリア付近からヘディングシュートを放ったが、GKにキャッチされた。
133日ぶりの復帰を「あの時間でシュートを打てたのは良かった」と前向きに受け止めた。オーバーヘッドシュートを狙おうとするなど意欲的なプレーも目立った。ただ、体調面については「どういうコンディションなのか(判断は)難しい」と慎重だった。
前半は横浜FCが優勢だっただけに三浦は「非常に残念ですね」と黒星に険しい表情。3月6日のホーム松本戦へ「また今日からしっかり準備したい」と視線を向けた。