レアル ハメスかイスコの放出検討
サッカーのスペイン1部リーグ、レアル・マドリードで、リーグ優勝が極めて困難になった状況を受けて早くも“戦犯探し”が始まったようだ。1日のスペイン紙マルカ、アスなどは、レアルがコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスか、スペイン代表MFイスコのどちらかを放出することを検討していると報じ、他クラブからのオファーがあれば検討する用意があるという。
両選手は前監督のベニテス氏、ジダン監督の両体制下でレギュラーとして定着していなかったが、FWベイルやFWベンゼマの負傷もあり、最近になって出場機会を増やして来た。
しかし、必ずしも期待されたほどの活躍を見せていないのが現状。レアルも2人の技術的なレベルの高さは評価しつつも、似通ったプレースタイルのため両立が難しく、これまでもどちらがレギュラー起用されるべきか、ファンの間でも議論されてきた経緯がある。また、今回の“最後通牒”は実力者2人の潜在能力を最大限に引き出す狙いがあるとも考えられている。