西野氏が技術委員長、岡ちゃん副会長に

 日本サッカー協会は10日、都内で理事会を開き、田嶋幸三副会長(58)が新会長に就く次期体制の役員候補者を承認し、副会長に男子元日本代表監督の岡田武史氏(59)の就任が決まった。また、96年アトランタ五輪で男子日本代表を率いた西野朗氏(60)が新たに技術委員長となることも決まった。新役員は27日の評議員会を経て正式に就任となる。

 田嶋副会長は、西野氏の招へいについて「代表チームのサポートだけでなく、若手育成や指導者育成にも力を発揮してほしい」と説明した。現役時代から知り合いで、アトランタ五輪で西野監督率いるU-23代表が、ブラジルを破った“マイアミの奇跡”でも分析担当として支えただけに「(受諾の返事をもらった際は)一番うれしかった」と語った。

 代表の強化トップとなる技術委員長だが、西野氏に託されるのは統括的な立場となりそうだ。これまで通り、現職の霜田技術委員長が代表チームに帯同する方針は、同委員長とハリルホジッチ監督にも確認済みという。

 副会長となる岡田氏についても「彼の持つ経験は、日本で持っている人がいないもの」と期待を寄せた。そのほか、女子委員長にも今井純子副委員長を昇格させるなど、旧知の仲で新体制を固めた。27日に新会長となる田嶋副会長は「最強メンバーができたと思っている。日本サッカー界を本気で変えていきたい」と語った。

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