FC東京U23、J3の初陣勝利で飾れず
「J3、相模原1-0FC東京U23」(13日、相模原ギオンスタジアム)
初陣飾れず-。今季からJ3に参戦したFC東京U-23は、開幕戦で相模原に0-1で敗れた。U-23(23歳以下)日本代表のMF中島翔哉(21)や同韓国代表で新加入のFWユ・インス(21)らが先発したが、最後までゴールが遠かった。
MF平岡は「チームとしてなかなかいいサッカーができず、甘くないと実感した」と肩を落とした。8選手が公式戦初出場。試合前日に初顔合わせとなった選手も多く、急造チームは要所で連係不足を露呈した。
それでも、守備陣が踏ん張って無失点に抑えていたが後半18分、ついにに決壊-。ゴール前でセカンドボールを拾われ、相模原に先制点を奪われた。その後はU-23日本代表で背番号10を背負う中島を中心に反撃に転じたが、決定機をつくることはできなかった。シュート0に終わった中島は自身のふがいなさも含め、「もっとみんなでボールを動かせれば良かった」と唇をかんだ。
安間監督は「正直がっかりした。8000人近い観衆にのみ込まれてしまった」と落胆。ただ育成を目的に発足したチームだけに、「一つ一つのプレーの大事さとともに観客のため息や歓声も味わえる。間違いなく力がついてくる」と公式戦ならではのプラス効果も口にした。