浅野2発で広島初勝利 21歳有言実行

 「アジアCL・1次リーグ、広島3-0ブリラム」(16日、エディオンスタジアム広島)

 第3戦が行われ、F組の広島はホームでブリラム(タイ)に快勝し、初勝利を挙げた。FW浅野拓磨(21)が2ゴールを奪う活躍を見せた。H組の浦和は敵地で昨年覇者の広州恒大(中国)と引き分けた。2点を先行された浦和は1-2の試合終了間際、途中出場のFW興梠慎三(29)が同点ゴールを決めた。

 「ディフェンスラインは裏への対応で隙がある。絶対に点を取る」-。気合十分で臨んだ21歳の浅野が、有言実行の2ゴールで広島に初勝利をもたらした。「チームが一つになって勝利できたことがうれしい」と喜んだ。

 前半42分だ。ハーフライン付近で粘った野津田から球を受けた宮吉がスルーパス。裏に走り込んだ浅野は「いいボールが来たので決めるだけだった」と右足で均衡を破った。得点時におなじみとなった両手の爪を立てる「ジャガーポーズ」を披露した快足FWは、後半10分は野津田の縦パスに反応し、守備選手を振り切って追加点を奪った。

 ACLは2戦続けて逆転負けしていたが、後半36分に駄目を押した。「この勝利をJリーグにつなげたい」と森保監督。1次リーグ突破へ光明を感じさせた地元での勝ち点3は、公式戦5試合白星のなかったチームを勢いづけそうだ。

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