遠藤5年ぶりPK失敗…G大阪3連敗
「J1、G大阪1-2横浜M」(2日、市立吹田サッカースタジアム)
G大阪は先制したものの、終了間際のPKをMF遠藤保仁(36)が決められず公式戦3連敗。横浜Mは3連勝で4位に順位を上げた。
その瞬間、スタジアムにいる誰もがドローでの幕切れを思い描いたはずだ。1点を追う後半ロスタイム、FWアデミウソンとのワンツーで倒され、PKを獲得した宇佐美は、小さくこぶしを握った。蹴るのは百戦錬磨の名手、遠藤なのだから。
だが…。遠藤はゴール左を狙い右足を振り抜いたが、相手GKの好セーブに阻まれた。代表では13年3月のヨルダン戦、クラブでは11年3月C大阪戦以来5年ぶりのPK失敗。試合後、遠藤は「読まれただけ。コースも甘かった」と、淡々と振り返った。
これでG大阪は公式戦3連敗。遠藤は「自分のミス」と唇をかんだ。同点への期待を裏切られたからか、いつも以上に大きなブーイングがスタジアムに響いた。