イタリア１部リーグ、インテル・ミラノは８日、日本代表ＤＦ長友佑都（２９）との契約を１９年６月３０日まで３年延長したと発表した。ミラノ郊外の練習場で会見した長友は「光栄に思っている」などと笑顔で語った。来季、インテルで７シーズン目を迎える。

　会見はイタリア語と日本語で行われた。長友は自分をナポリ人に例えたり、契約の話になると突然、日本語の単語が出てこなくなるなど、すっかり“イタリア人化”した一面をのぞかせた。インテルでのプレーについて「個人的には桜の木が好きで、雨でも嵐でもどんな状況でも、それに耐えて花を咲かせる。自分にも輝く日がくると信じていた」と、ベンチ要員だった今季序盤の苦しい時期を振り返った。

　そして「まずはチャンピオンズ・リーグ出場、夢はインテルで世界一になること」と活躍を誓った。