サッカーのスペイン１部リーグの首位争いが激しくなり、それにともない“当事者”のボルテージも上がってきた。特にスペイン代表で同僚だったＤＦアルベロア（レアル・マドリード）とＤＦピケ（バルセロナ）がソーシャルサイトで互いを牽制するように挑発行為を展開している。１０日のスペイン紙アスが報じた。

　バルセロナが９日のレアル・ソシエダードに０－１で敗れたあと、アルベロアがツイッター上で「１１人で（バルセロナに）勝つのは難しいこと」と、バルセロナの対戦相手が退場処分になる傾向が強いことを揶揄した。

　対してピケは試合後のミックスゾーンでこの発言に応戦。「（今季）３２試合のうち先発１回の選手に対しては返答するに値しない。ピッチで主役じゃなければピッチ外でもそうではない」と痛烈にやり返した。両者の“舌戦”はこれまでにもあり、さらに激化している。

　スペイン１部の首位争いはバルサ敗戦の９日、２位アトレチコ・マドリード、３位レアル・マドリードがともに勝って勝ち点差はそれぞれ「３」と「４」にまで迫ってきた。最近３節でバルセロナが０勝１分け２敗と苦しんでいる間に、アトレチコとレアルが急接近した。