長友は守備で貢献!ナポリに完勝
「イタリアリーグ、インテルミラノ2-0ナポリ」(16日、ミラノ)
サッカーセリエA第33節インテル・ミラノ対ナポリが16日夜(日本時間17日早朝)、ミラノのサン・シーロ・スタジアムで行われ、インテルが2位のナポリに2-0で勝利を収めた。インテルの日本代表DF長友佑都は左サイドバックでフル出場し、ナポリの3トップの右サイドの点取り屋カジェホンをほぼパーフェクトに抑え、守備で大きく貢献した。インテルは3位のローマと暫定で勝ち点差を3に縮めた。
セリエA得点王ランキング首位、今季30ゴールを挙げているFWイグアインが出場停止のナポリとの大一番。インテルは“勝利あるのみ”という目的に、最大の集中力をもって臨んだ。
前半4分、まずはFWイカルディがMFメデルからのパスをゴール前で受け、右膝でボールを落とし、GKの動きを見て、左足で先制点を決めた。
長友は、ナポリの右ウイングのカジェホンのマークという課題が与えられ、試合中マンマッチでボールを奪い、またパスを邪魔するきっちりしたディフェンス力を見せた。しかし同14分にはハンドでイエローカードを受けた。インテルは18分から約15分間で4本のシュートを浴びたものの、ピンチを何とか切り抜けた。そして44分、イカルディのアシストでMFブロゾビッチがゴール。前半を2-0で折り返した。
後半に入ってもインテルは集中力を維持してナポリのシュートを3本にとどめた。長友は同26分、相手との空中での接触プレーから腰を強打した後、ピッチに座り込み苦しそうな表情をするシーンもあった。それでもインテルは2-0で戦い抜き、大きな勝ち点3をものにした。