G大阪崖っぷち水原戦 宇佐美に託す!
「アジアCL・1次リーグ、G大阪-水原」(19日、市立吹田サッカースタジアム)
サッカーのG大阪は18日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)水原戦(19日、市立吹田スタジアム)へ向け、会場で冒頭15分以外非公開で約1時間半練習した。
現在G組最下位で、負ければ1次リーグ敗退が確定する。勝っても他会場の結果次第で敗退決定という瀬戸際に立たされている。会見で長谷川監督は「勝つしかない。全てを出し切って、選手を信じて戦っていきたい」と覚悟を示した。
今季公式戦で勝利した3試合は全て先制しており、鍵を握るのは先制弾だ。FW宇佐美貴史(23)も「先制点は試合を左右するポイント」と強調した。
ただ、ここまでACLとリーグ戦合わせて11試合戦い、宇佐美はわずか1ゴール。チーム自体も計10得点で攻撃サッカーを売りにしながら1試合平均1点すら奪えていない。宇佐美は「前の選手としての責任を背負って戦う」と自らに言い聞かせるように話した。
練習では攻撃の組み立てを確認した。先制ゴールで勝利の扉をこじ開けられるか。崖っぷちのG大阪の真価が問われる。