G大阪最下位1次L敗退 宇佐美号泣
「アジアCL・1次リーグ、G大阪1-2水原」(19日、市立吹田サッカースタジアム)
第5戦が行われ、昨年4強入りしたG組のG大阪は、ホームで水原(韓国)に1-2で敗れて2分け3敗となり、1試合を残して最下位での1次リーグ敗退が決まった。G大阪は前半にFW宇佐美貴史(23)が先制の好機だったPKを失敗。後半44分にMF今野泰幸(33)が1点を返したが、及ばなかった。
両手で顔を覆い、センターサークルに一人、しゃがみ込んだ。宇佐美は敗戦の責任を一身に背負い、号泣した。
先制のチャンスが巡ってきたのは前半38分だった。DF丹羽がPKを獲得。普段はMF遠藤が蹴るものの、宇佐美は志願してボールを置いた。
ゴール左を狙ったシュートは、GKに阻まれた。しかし、相手に反則があったため、やり直しに。仕切り直しでは右を狙ったものの、両手で捕まれた。
「見ての通り、俺のせい」-。昨季から掲げてきたアジア制覇の夢を「自分で終わらせてしまった」とうなだれた。1次リーグ敗退が決まり、エースはチームメートに頭を下げて泣き崩れた。