岡崎 優勝に堂々貢献歓喜のトロフィー

 「イングランド・プレミアリーグ、レスター3-1エバートン」(7日、レスター)

 初優勝を決めているレスターが、今季ホーム最終戦でエバートンに快勝した。岡崎慎司(30)はFWで先発し、後半17分に退いた。試合後にはトロフィーの授与式が行われ、モーガン主将がトロフィーを掲げると大歓声を浴びた。岡崎も笑顔でトロフィーを持ち上げ、歴史的なシーズンを戦い抜いた仲間と場内を1周し声援に応えた。

 大歓声が降り注いだ。2日にプレミアリーグ初制覇を決めたレスターはホーム最終戦も快勝し、試合後は優勝トロフィー授与式に臨んだ。岡崎も拍手の中、ラニエリ監督らと歓喜の輪に加わった。岡崎にとっては日本、ドイツ時代を含めて所属クラブで初タイトル。仲間と一緒に喜び、笑顔でトロフィーを掲げた。

 ただ、内心には少し違う感情もあった。「うれしいんですよ」と前置きした上で「僕の中では優勝が決まった時が全てだったので。本当にうれしいという気持ちはすぐなくなる。何だか損な性格やな、と思います」と苦笑いした。

 試合は今季の王者らしい強さを見せて快勝。岡崎も前半、巧みなトラップとボールキープで2点目の起点となった。後半17分に退く際にはサポーターから総立ちでたたえられた。

 全員が走り、前線から守備陣まで個々の持ち味を出し切る。岡崎もそんなクラブの戦いに不可欠な選手となった。「全員サッカーというか、サッカーのスタイル的には古いと思う。でもみんなが信頼し合えた。それはすごかった」と感慨を込め、偉業を誇った。

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