レアルが再びGKデヘア獲得目指す
サッカーのスペイン1部リーグ、レアル・マドリードが、スペイン代表GKダビド・デヘア(マンチェスター・ユナイテッド=イングランド)の獲得に動くと、16日のスペイン紙アスが報じた。この“引き抜き劇”は、昨年8月31日に内定していたものの、書類提出が日付の変わる0時に間に合わなかったため流れるという両クラブにとって苦い結末に終わっていた。
レアルのフロレンティーノ・ペレス会長はデヘアについて「カシリャスの後継者として理想的」と評価しており、昨季合意額の1・7倍となる5000万ユーロ(約62億万円)を投じてでも獲得する考えだという。移籍が叶わなかった直後の昨年9月にデ・ヘアはマンチェスターUと契約延長しており“再アタック”では「移籍金増額」が避けられない状況。そのため、レアルはファンからの支持が高いGKケイラー・ナバスをマンUに“トレード”し、移籍金の減額を図る可能性もある。
デヘア自身も、マンUが、来季の欧州チャンピオンズ・リーグ出場権を得られなかったこと、さらに歌手・タレントの恋人、エドゥルネ・ガルシアがマドリード在住のため出身地への“里帰り”を望んでいることから、レアル移籍に抵抗はないとみられている。