「欧州ＣＬ・決勝、レアル・マドリード１（５ＰＫ３）１アトレチコ・マドリード」（２８日、ミラノ）

　レアル・マドリード（スペイン）のＤＦセルヒオ・ラモスが先制点を挙げ、ＰＫ戦でも４人目にきっちりゴールを決めるなど大活躍。決勝の最優秀選手に選ばれた。

　同じくアトレチコとの決勝だった２年前に続いて、貴重な得点を挙げたラモスは「最高の形でシーズンを終えられるのは名誉なことで、決勝で得点を決めるところまで行けば、それは歴史を刻むということ」と感慨深げ。シーズン中には負傷で戦線離脱したこともあったが「フィジカル的に厳しい状態で一旦立ち止まりしっかり回復することを決断した。そのおかげでシーズン終盤に最高の状態になった」と説明した。

　最後にレアルのペレス会長に対して「こんなことが人生でずっと続くことはない。それだけは言っておく。だから今は子供たちにボーナスをしっかりあげないと。フロレンティーノ（ペレス会長）の施策に感謝している。会長のいるところにラモスはいる」とアピールした。