メッシ、証言台で脱税直接関与を否定

 スペイン1部リーグ、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが脱税の罪に問われた裁判がバルセロナで行われ、メッシ本人が被告として証言して「父親を信用してサインしていた」と直接の関与を否定した。3日のスペイン紙スポルトなどが報じた。

 同紙によると証言台に立ったメッシは「自分はサッカーに集中していた。自分の父親、またこういったテーマでは弁護士を信用していた。僕がだまされるようなことは考えもしなかった」とし「契約書類を読んだことはない。何にサインしたのかも知らないし質問することもなかった」と、自分とは関係ないところで脱税が行われていたとした。

 裁判所には150人の報道関係者、そして約100人の一般人が集まった。メッシが裁判所に入る際には罵声も飛んだという。

 なおメッシは、出廷後にプライベート機で米国へ向けて出発。3日にはアルゼンチン代表に再合流するが、前回の親善試合で打撲を負っており、コパ・アメリカ初戦に出場するかどうかは微妙な情勢となっている。

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