C・ロナPK外しポルトガル引き分け
「欧州選手権・1次リーグ、ポルトガル0-0オーストリア」(18日、ニース)
1次リーグが行われ、F組でポルトガルがオーストリアと0-0で引き分けた。ポルトガルは優位に試合を進めたが、後半34分のFWクリスティアノ・ロナウド(31)のPKなど、絶好機にポストに当てて外した。F組のもう1試合はハンガリーとアイスランドが1-1で引き分けた。E組ではベルギーが3-0でアイルランドに快勝して初勝利(1敗)を挙げた。
第1戦に続き、決定力不足に泣いた。ポルトガルはオーストリアを一方的に攻めながら0-0の引き分け。サントス監督は「重圧をかけ続けたが、肝心な時に精度が足りなかった」と頭を抱えた。
引いて守る相手に対して攻め続け、シュート数は23対3。中でもシュート11本が空砲のC・ロナウドは深刻だ。後半10分、11分の決定機はGKの好守に阻まれた。極めつきは後半34分のPK。完全にGKの逆を突いたが、ボールはポストに当たり、顔を覆った。
背番号7の先輩、フィーゴを抜いてポルトガル歴代最多となる128試合目の出場を勝利で飾れず「こんな形で記録を更新したくなかった。PKがお祝いのゴールになるはずだったのに」と嘆くしかなかった。