宇佐美 独アウクスブルクへ移籍決定
サッカーのJ1・G大阪は20日、日本代表FW宇佐美貴史(24)がドイツ1部リーグのアウクスブルクへ移籍することで両クラブが合意したと発表した。21日に会見を行う。最後の試合となる25日の名古屋戦(吹田スタ)後にセレモニーが行われる予定。
宇佐美は11年夏に19歳でドイツのバイエルン・ミュンヘンに移籍し、その後は同じくドイツのホッヘンハイムでプレーしたが、目立った成績を残せず、13年夏にG大阪に復帰した。帰国後も海外再挑戦に意欲を見せ、今夏、アウクスブルクから正式オファーを受けた際はクラブ側も「本人の意思を尊重する」という方針を示した。
宇佐美は当時J2だったG大阪に復帰後、J1昇格に貢献。エースとして14年はリーグ、ナビスコ杯、天皇杯の3冠獲得に導き、15年はアジア・チャンピオンズリーグの4強入りや天皇杯連覇の原動力となった。今季はリーグ16試合で5得点。
アウクスブルクのホームページには「再びブンデスリーガでプレーできることになり、とてもうれしい」との宇佐美のコメントが掲載された。アウクスブルクは15~16年シーズン12位で、かつて細貝萌が所属した。