メッシ危機一髪…クーデター騒動を回避 トルコで慈善試合出場のハズが
スペイン1部リーグ、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、間一髪のところでクーデター騒動に巻き込まれることを回避した。トルコでのチャリティーマッチに出場予定だったが、軍事クーデター発生により予定変更を余儀なくされたという。16日のエル・ムンド・デポルティボなどスペイン複数紙が伝えている。
メッシはバルサでの元チームメイトで元カメルーン代表FWサミュエル・エトーが企画した慈善試合に招待されていたが、15日深夜にトルコ国内でクーデターが起こったことで開催は不透明な状態に。同国の主要空港も封鎖されているため、休養先のイビサにとどまっている。スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは参加をキャンセルした。
すでにトルコ入りしているのが、エトーのほか元フランス代表DFアビダル、元スペイン代表DFプジョル、元ポルトガル代表MFデコといった顔ぶれ。バルサの元チームメイトたちは一度バルセロナで集合した後に当地へと向かったという。プジョルは同紙に対し「僕らは大丈夫だし落ち着いている」とコメントしている。
エトー主催のチャリティーマッチには、元スペイン代表MFシャビ、コートジボアール代表FWドログバ、フランス代表FWベンゼマや前ロシア代表監督のファビオ・カペッロ氏、マンUのジョゼ・モウリーニョ監督ら多くの有名選手や監督たちが招待されていた。