ジダン監督“親バカ疑惑”否定 息子の遠征抜擢は期待の若手としての人選
スペイン1部リーグ、レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が一部から出ている“親バカ”人選疑惑を否定した。19日のスペイン紙エル・ムンド・デポルティボが報じた。
18日から始まったプレシーズンのカナダ遠征には、長男のMFエンソ(21歳、レアル2軍チーム所属)と次男のGKルカ(18歳、ユースAチーム所属)が帯同。FWクリスティアノ・ロナウドら南米選手権や欧州選手権に出場した主力選手たちが不在で、U-19フランス代表などを経験している息子たちが全25人のメンバーに入っている。
これについてジダン監督は、モントリオール入りしてからの会見で「我々にはトップチームでプレーできるだけの下部組織所属選手がいる」と、あくまで将来が期待できる若手選手としての人選だと反論した。
もっとも今後も手元に置いておく考えには固執していないとし「FWモラタやMFルーカス・バスケス、DFカルバハルのように多くの選手たちがチームを出て行き、その後戻って来た。素晴らしい働きをして戻って来た」と、息子たちにも武者修行のために他クラブへ(レンタル)移籍する可能性があるとした。