川崎・小林クラブタイ記録の5戦連発弾で勝利に導く

 「J1、川崎1-0FC東京」(23日、等々力陸上競技場)

 年間勝ち点1位の川崎が、日本代表FW小林悠(28)の5試合連続ゴールでFC東京を1-0で下した。元日本代表FW李忠成(30)が2点を奪った浦和は鹿島に2-1で逆転勝ち。川崎と浦和が勝ち点13で並び、得失点差で川崎が首位に返り咲いた。広島は神戸に2-0で快勝。柏はFWクリスティアーノ(29)のハットトリックでG大阪に3-2で競り勝った。

 勢いが止まらない。川崎の夜空に、小林の咆哮(ほうこう)がこだました。0-0の後半36分、右足首痛から復帰したMF中村が左サイドに展開。DF車屋のクロスに飛び込み、貴重な決勝点を挙げた。

 5試合連続得点。J1に限れば、05年のFWジュニーニョに並んでクラブタイ記録だ。クラブ史に残る助っ人に肩を並べたが「いいクロスがきた。チームのみんなに取らせてもらっている」と控えめに喜んだ。

 過去、負傷に泣くことが多かったものの、今季は長期離脱はなくリーグ21戦11発。この日は、後半22分のシュートがゴールバーに当たるなど、風間監督は「今日は彼にとっては、いい日ではなかったと思う」と語るが、小林自身は「ポジティブに、次は決めるぞと思っていた」と、チャンスをうかがっていた。

 第2S首位に浮上。「次も全力でやっていきたい」。悲願の年間優勝へ、川崎は突き進む。

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