スペイン１部リーグ、バルセロナのアルゼンチン代表ＦＷリオネル・メッシが心機一転のスタートを切った。第１弾となるのがイメージチェンジで、髪の毛を銀色に染めて再始動に備えている。２５日にスペイン紙スポルトが報じた。

　同紙によると、メッシの交際相手であるアントネラさんが自身のＳＮＳで“変身”したメッシの写真を掲載。担当したアルゼンチン人理容師は同紙の取材に対し「何かを変えるって話を以前からしていた。夕方から彼の家へ行き、終わったのは夜の１２時だった」と色の選定を含めて一晩かけて行ったものだと明かした。

　メッシはヒゲを伸ばしたスタイルで今夏のコパ・アメリカ（南米選手権）に出場。アルゼンチン代表での初タイトルを目指したが、チリとの決勝でＰＫ戦の末に敗れた。その後は脱税の裁判で有罪判決が下されるなど散々な夏を過ごしている。

　バルセロナから１週間の休暇延長措置を受けたものの、これを返上する形でチーム合流するメッシ。今回のイメージチェンジは発奮を誓う決意表明か－。上述の理容師は、メッシの代表引退について「私が想像するに時間の問題。彼は（代表に）戻ると思う」と話している。