オランダへ移籍の磐田・小林 G大阪戦の後ファンに「格好良く終わりたかった」
「J1、磐田0-2G大阪」(13日、エコパスタジアム)
オランダ・へーレンフェーンへの移籍が決まり、G大阪戦が国内最終戦となった磐田のMF小林祐希(24)の移籍セレモニーが試合終了後、開かれた。
2万3000人を超えるサポーターらを前に「人生というのはそんなにうまくいかない。(G大阪に)勝って、格好良く終わりたかった」とあいさつ。「ジュビロで4年間プレー。J2降格も、J1昇格も経験。みんなの力で、日本代表にもなった。そして海外移籍も…」と涙をぬぐった。さらに「日の丸を背負ってW杯で優勝したい」と前を向いた。
この後、小林はピッチを一周してサポーターに別れを告げた。小林は2012年夏に東京Vから磐田に移籍。今季は3試合連続得点をマークするなど、実績が評価されて、6月のキリン杯で、日本代表に初選出された。