川崎、浦和破り奪首 新婚、森谷が殊勲V弾
「J1、浦和1-2川崎」(20日、埼玉スタジアム2002)
ストライカー顔負けの動きで、天王山の一戦に決着をつけた。1-1の後半29分。3分前にピッチへ送り込まれた川崎のMF森谷が、大仕事をやってのけた。
MF大島を起点に右サイドへと展開すると「練習していた形。逆の立場でも、あそこにクロスを入れていた」とゴール前に飛び込んでネットを揺らした。これで自身にとって浦和戦は3戦連発。19日に入籍を発表したばかりの27歳に、FW大久保も「さすが新婚、さすが浦和キラー。ストライカーみたいやったね」と賛辞を送った。
覇権を争う浦和との直接対決を制して、再奪首。先制点のMF中村憲も「一番大事な試合だった。大きな自信になる」と会心の勝利を振り返った。