浦和が首位陥落…川崎に11戦ぶり黒星 得失点差で2位後退
「J1、浦和1-2川崎」(20日、埼玉スタジアム2002)
内容で上回りながら11戦ぶりに黒星を喫し、浦和の柏木は「決めるところを決めなければ…。いつも(の敗戦)と同じパターンでやられた」と悔しそうだった。
勝てば第2ステージの首位を堅持。年間順位でも首位・川崎を逆転できた天王山。前半15分に先制を許しながら同28分に試合を振り出しに戻すなど主導権を握ったかに見えたが、決定機を外し続ける中で、サッカーの神様もそっぽを向いた。
前節まで3戦連発の武藤も後半43分の好機でシュートをふかすなど不発に終わり、「“(チャンスが)来た”と思ったところで枠に入れられない僕の力不足」とうなだれた。ただ、第2ステージに限れば首位・川崎との差は得失点だけとわずか。ペトロビッチ監督も「今日の負けで全てが決まるわけではない」と前を向いた。