闘莉王 名古屋 電撃復帰 9・3天皇杯から
昨季限りで事実上引退していた元日本代表DF田中マルクス闘莉王(35)が、J2降格圏の16位に低迷するJ1名古屋に電撃復帰することが23日、決定した。26日に来日し、9月3日の天皇杯から出場可能となる。契約は今季終了までの約4カ月間で、報酬は推定2000万円となる。
クラブはこの日、小倉隆史GM兼監督(43)の休養とボスコ・ジュロブスキーコーチ(54)の監督への昇格を発表。その会見の席でジュロブスキー新監督が明かし「今のグランパスには彼のようなファイティングスピリットを持った選手が必要」と期待を込めた。
闘莉王は「グランパスのために力を貸したい」と話しているという。9月に第1子が誕生予定。家族を説得しての決意の復帰となる。