W杯最終予選代表に五輪から大島、浅野 武藤嘉紀は復帰

 日本サッカー協会が25日、W杯ロシア大会アジア最終予選の初戦、UAE戦(9月1日、埼玉スタジアム)と第2戦・タイ戦(同6日、バンコク)に臨む日本代表メンバーを発表した。リオ五輪代表からMF大島僚太(川崎)、FW浅野拓磨(アーセナル)が入った。

 1次リーグ敗退に終わったリオ五輪の結果そのものは「本当にちょっとしたことで結果が変わったかなと。もっと結果を出せる可能性を持ったチームでした」と評した。その中で主力選手として活動していた大島、浅野については「A代表に入る資格があると気付いた」と分析。5月のキリン杯にも2人は招集していたことから、2人がA代表のメンバーに入ってくることは「予測していました」とし、「五輪で確認した」と振り返った。

 「将来、大島と浅野がA代表に何かをもたらす可能性はかなり高いです」と期待したが、浅野に関しては気がかりな要素もある。イングランドの名門アーセナルに移籍したものの、労働許可証が得られず国外へレンタルされることになった点だ。現時点で去就が決まっておらず、「五輪期間中にすべてが解決しているはずでした」とぼやき節。ハリル監督は日本でトレーニングにも協力し、アーセナルのベンゲル監督とも電話で議論したという。

 浅野が無事に代表合宿に参加できるか未知数のため、FWには7人を招集。2月に右膝を負傷した武藤嘉紀(マインツ)が復帰した。

 GKからは出場機会を得られていない川島永嗣(メス)が外れ、DFではサイドバックの太田宏介(フィテッセ)が入った。

 ▽GK 西川周作(浦和)、東口順昭(G大阪)、林彰洋(鳥栖)

 ▽DF 酒井宏樹(マルセイユ)、酒井高徳(ハンブルガーSV)、長友佑都(インテル・ミラノ)、太田宏介(フィテッセ)、吉田麻也(サウサンプトン)、槙野智章(浦和)、森重真人(FC東京)、昌子源(鹿島)

 ▽MF 長谷部誠(E・フランクフルト)、山口蛍(C大阪)、柏木陽介(浦和)、大島僚太(川崎)、香川真司(ドルトムント)、清武弘嗣(セビージャ)

 ▽FW 本田圭佑(ACミラン)、小林悠(川崎)、宇佐美貴史(アウクスブルク)、原口元気(ヘルタ)、岡崎慎司(レスター)、武藤嘉紀(マインツ)、浅野拓磨(アーセナル)

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