鹿島・石井監督の続投決定 「自分が逃げちゃダメだ」
J1鹿島は30日、心労による体調不良で休養していた石井正忠監督(49)の続投を決めた。本人が意欲を取り戻し、クラブも引き続き指揮を執らせることが最善と判断した。この日の練習から指導を再開した石井監督は「自分が逃げちゃいけない、ここで諦めてはいけないと思い、もう一度指揮を執りたいとお願いした」と説明した。
石井監督は昨季途中に就任してヤマザキナビスコ・カップ(現YBCルヴァン・カップ)優勝に導き、今季もJ1第1Sを制した。しかし最近の不調を受け「リーダーとして自信を失ってしまった」と26日の練習を欠席。27日の横浜M戦はベンチ入りせず、大岩剛コーチが代行した。
第2Sは9位に低迷しており「私も選手も今まで以上の努力をしないといけない」と立て直しへ意気込んだ。