東京V・高木善が公式戦4試合連続ゴール リーグ戦4試合ぶり勝利
「J2、東京V3-2讃岐」(18日、味の素フィールド西が丘)
東京Vがホームで讃岐に3-2で競り勝ち、リーグ戦4試合ぶりの勝利で勝ち点36とした。
前半21分に先制点を許したが、直後のキックオフからDF大木暁(23)が縦へ大きく蹴り出すと、抜け出したFWドウグラスヴィエイラ(28)が飛び出したGKの頭上を抜いて同点ゴール。わずか2分で試合を振り出しに戻した。
後半22分には、途中出場のMF井上潮音(19)のパスを受けたMF高木善朗(23)がゴール正面から右足を一閃。左隅に勝ち越しゴールを決めた。タッチライン際に走った高木はチームメートと喜びを分かち合い、8月26日に第2子となる長女が誕生したGK柴崎貴広(34)を祝う“揺りかごダンス”を披露した。
高木は8月27日の天皇杯1回戦・VONDS市原FC戦から公式戦4試合連続得点。「シンプルにコンディションが上がってきた。周りの選手も走ってくれるし、チームメイトに感謝したい。最初から最後までフルパワーで試合できるのが大きい」とゴール量産の要因を分析した。
一時はCKから追い付かれたが、2-2の後半39分には高木善の仕掛けからPKを誘発。ドウグラスヴィエイラがこの日2点目となるPKを落ち着いて沈め、激しい得点の取り合いに終止符を打った。