メッシ招集断念でアルゼンチン監督がバルセロナに苦言「もっと大事に…」
サッカーのアルゼンチン代表がFWリオネル・メッシの招集を見送る決定をした。21日のスペイン1部リーグ、アトレチコ・マドリード戦で右足内転筋の肉離れで全治3週間の負傷をし、戦線離脱を余儀なくされたため。これを受けて同代表のエドガルド・バウサ監督は 「もっとメッシを大事に扱ってくれないと…」と、所属のバルセロナに注意を促した。23日のスペイン紙エル・ムンド・デポルティボなどが報じた。
招集断念はバルセロナ医療チームの報告をもとに、アルゼンチン協会の専門家が話をした上で出されたもの。新監督として事実上“最初の仕事”でメッシの代表引退を翻意させているバウサ監督は、メッシを戦力にできない状況を納得できていない様子だ。
また、全治期間とされている3週間後にちょうど国際試合ウィークが終わり、所属クラブでの試合欠場は最少限にとどめられそうな流れも怒りに火をに油を注いでいるようで「バルセロナは我々にメッシを大事に扱うように求めるが、彼らがすごく大事にしているってことはない。メッシはいつでもすべての試合に出たがり途中交代を好まないが、状況を分析するために医師やテクニカル・ディレクターがいる」とし、選手の管理が不十分ではないか、との見解を示した。
なおメッシ本人は「数日じっとしていなければいけないけど、それはより強くなって戻って来れるようにするため」と自身のソーシャルサイトにメッセージを残している。