愛媛から被災地にパワーを!10・2復興支援マッチ 福西氏、JOYら参加
J2愛媛FCが、10月2日に本拠地・ニンジニアスタジアムで行われる第34節・横浜FC戦を「被災地支援マッチ」とし、試合前にサッカー界や芸能界から豪華メンバーが集結して「東日本大震災復興支援エキシビションマッチ」を開催する。元日本代表の福西崇史氏(40)、戸田和幸氏(38)、タレントのJOY(31)、山田親太朗(30)らが参加。サッカーを通して、愛媛から復興をサポートする。
豪華メンバーが愛媛に集結し、被災地にパワーを送る。
横浜FC戦を前に、午後5時から行われる「復興支援エキシビションマッチ」。サッカー界からは、愛媛県出身の元日本代表MF福西崇史氏、激しい守備でトルシエジャパンを支えた戸田和幸氏、なでしこジャパンの元守護神・海堀あゆみ氏、03年女子W杯などで活躍した川上直子氏らが参戦する。
芸能界からもJOY、中村昌也、山田親太朗、ケツメイシのリーダー・大蔵らが参加を表明した。復興支援の呼びかけに「自分も力になりたい」と手を挙げたメンバーたちだ。
この華やかな顔ぶれが“ドリームチーム”を結成し、愛媛FCユースと20分ハーフで対戦する。復興支援という目的だけではなく、日本サッカーを引っ張ってきた名選手のテクニック、そして芸能界を代表するサッカーフリークたちの熱いプレーにも注目だ。
また、この日は福島県南相馬市の小中学生らで構成するマーチングバンド「シーズプラス」も登場する。
「シーズプラス」の母体は南相馬市立原町第一小学校のマーチングバンド部。震災前は全国大会の常連だったが、原発事故でメンバーの多くが県外に避難。活動継続が困難な状況となったものの、メンバーはそれぞれの避難先で練習を続け、2012年に再び全国大会出場を果たした。被災地支援活動を積極的に行う愛媛FCとは2014年から交流が続いており、今回がニンスタで3度目の演奏となる。
そんな情熱いっぱいの子供たちを応援しようと、スペシャルゲストも来場する。スネアドラムの世界的名手として知られる石川直氏。その石川氏と大人気パフォーマンスショー「ブラスト!」で共演するダンサー・和田拓也氏、トランペッター・米所裕夢氏。さらにボイス・パーカッショニストのMaL氏。国内外で活躍する4人のアーティストが駆けつけ、「シーズプラス」とコラボ演奏する。
今回のメインテーマは「スタジアムから1万人の南相馬コールを送ろう」。サポーターと一体となって、被災地復興を“アシスト”する。