日テレ2年連続14度目の優勝!狙うは3冠!
「なでしこリーグ、仙台0-1日テレ」(8日、ユアテックスタジアム仙台)
日テレは仙台を1-0で下して勝ち点41とし、2試合を残して2年連続14度目の優勝を決めた。なでしこリーグカップに続く今季2冠。日テレは前半こそ攻めあぐねたが、後半に田中美南(22)がこぼれ球を蹴り込み決勝点とした。2部ではノジマステラ神奈川相模原が優勝と来季の1部昇格を決めた。2位が確定したちふれAS埼玉は1部との入れ替え戦に進む。
終盤のピンチを切り抜け、1点を守り抜いた日テレが6連勝で頂点に立った。アウェーとあって優勝セレモニーもなく、選手たちの喜びは控えめ。それでも決勝点の田中は「去年はいっぱい、いっぱいで優勝したけど、今年は実力」と他の追随を許さなかった強さに胸を張った。
13勝2分け1敗の堂々たる成績。主将の岩清水は「底力がついた」と成長を語る。先発平均22・7歳の若いチームは勝利を重ねながら自信をつけ、劣勢から勝機をつかむずぶとさも身についてきた。次なる目標の皇后杯全日本女子選手権に向け、森監督は「もちろん3冠を狙っている」と力強かった。