熊本・巻、後半ロスタイムにネット揺らすも無情のノーゴール 直前プレーで反則

 「J2、熊本1-1群馬」(8日、うまかな・よかなスタジアム)

 熊本のFW巻にとっては幻の“今季1号”になった。1-1で迎えた後半ロスタイム。激しい雨を切り裂くヘディングシュートがネットを揺らした。熊本地震からまもなく半年、復興の先頭に立ってきた36歳の劇的弾かと思われたが、直前のプレーで巻に反則があったとして無情のノーゴール。「あの形で練習も含めたら何百回も決めてきた。だから(ゴールだと)確信していた」。元日本代表FWは苦笑しながら悔しさをあらわにした。

 後半36分に途中出場した巻の献身的なプレーも勝利にはつながらなかった。ここ4試合で引き分けが3つ。勝ちきれないゲームが続いている。それでも巻は気持ちを切り替えた。「試合はすぐに来る。くよくよしていても仕方がない」。不屈の男は諦めずにゴールを目指す。

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