現役慶大生・FW籾木、U20女子W杯初制覇へ「全てかける」 黄金世代背負う

 日本サッカー協会は24日、U-20女子W杯(11月13日開幕、パプアニューギニア)に臨む日本代表21人を発表した。2014年のU-17女子W杯(コスタリカ)で優勝した黄金世代が中心。現役の慶大生で10番を背負うFW籾木結花(20)=日テレ=は「全てを懸けたい」と力を込めた。

 籾木は世界一へ向けて、153センチの小さな背中に仲間の思いを背負った。「選ばれなかった選手の思いを胸に戦いたいと思います」。黄金世代でエースナンバーを背負うことになり、「日本の10番に見合う選手になりたい」と責任感も口にした。

 小学2年の時にバディFCでサッカーを始め、大学は慶大。経歴は日本代表FW武藤嘉紀と同じだ。ただ、学年が4つ上のため「直接、話したことはない」という。しかし、籾木も武藤と同じように大学生プレーヤーとして活躍。慶大総合政策学部2年ながら日テレに所属、今季のなでしこリーグでは得点ランキング3位となる7得点を挙げて優勝に貢献した。

 FWやトップ下を主戦場にし、「シュートの前のプレーが得意。駆け引き、相手の逆を取ること意識している。攻撃に変化を加えられると思う」と自信を口にした。

 U-20W杯は自国開催の3位が最高。東京五輪での活躍も期待される黄金世代だけに、今大会は「世界一」がミッションとなる。1次リーグではナイジェリア、スペイン、カナダと対戦。澤さんらが付けてきた10番を受け継ぐ籾木が、優勝へと日本代表をけん引する。

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