ベッカムがレアルに“復帰”へ 米国市場戦略で大きな期待
サッカーのスペイン1部リーグ、レアル・マドリードが元イングランド代表MFデービッド・ベッカム氏をクラブの親善大使として迎える意向があることがわかった。既に本人への打診は済ませており、実現の可能性が高まっているという。25日のスペイン紙マルカが伝えている。
レアルの米国市場戦略の一環で、マドリードのあと米国のロサンゼルス・ギャラクシーに在籍した大スターの知名度、影響力を最大限に利用する狙いがあるという。
ベッカム氏は2003年にマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)からレアルへ移籍。当時はフロレンティーノ・ペレス会長の“第1期政権下”で、 MFフィーゴ、ジダン、FWロナウドらとともに「銀河系軍団」を形成した。
現在レアル・マドリードではジダンが監督を務めているほか、MFグティら複数の元選手が下部組織で監督を務めている。ベッカム氏が古巣に“復帰”すればピッチ内外で以前の僚友たちと共闘することになる。