「Ｊ３、ＦＣ東京Ｕ２３　１－２長野」（５日、駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場）

　ＦＣ東京Ｕ－２３のＦＷ久保建英（１５）が後半開始から途中出場し、１５歳５カ月１日でＪリーグ最年少出場を果たした。得点はならなかった。

　後半３３分に前方のユ・インスにスルーパス。同３７分には左サイドをドリブル突破し１人をかわして中央へパスを出したが合わなかった。アタッカーであることを自任する久保はシュート０に終わり「（１００点満点で）今日は２０点か１５点ぐらい」と反省を口にしたが、「いいプレーもあった」と振り返った。

　身長１６７センチ、体重６０キロとまだまだ成長途上なため、相手を背負ってキープしきれない場面もあった。味方とパスの距離感が合わずほしいタイミング、場所でボールをもらえないこともあった。最年少デビューしたこと自体には「順調と言えば自分的には順調なんですけど、ちょっと早かったかなと。ちょっとまだ難しいなというのはあるんですけど。また別の機会があれば頑張りたいです」と前向きに語った。