アルゼンチン代表がメディア取材拒否を表明 メッシ「もう限界点を超えた」
サッカーのアルゼンチン代表が今後メディアの取材に応じない方針を表明した。一部メディアの“誤報”や敬意に欠ける姿勢が続いていることを理由とした抗議行動で、無期限の冷戦に突入することを宣言した。16日のスペイン紙アスなどが報じた。
アルゼンチン代表は、15日のW杯南米予選でコロンビアに3-0で快勝して5位に浮上。試合後、主将のFWメッシをはじめ同代表の26人全員が会見の場に集まり異例の声明を出した。
メッシは「僕らは多くの非難を受け、その中には敬意を欠くものが多く、もう限界点を超えた。ポチョ(ラベッシ)への非難は非常にひどいもので、ここで僕らが何も言わなかったら(言われていることが)本当だと思うだろう。僕らはこの流れを一度断ち切りたい。他に方法はない」とし、取材をボイコットする理由を説明した。
直接の原因となったのは著名な記者が、ソーシャルサイトで出した情報。FWエセキエル・ラベッシ(河北華夏=中国)が代表合宿中にマリファナを吸ったことから今回コロンビア戦の招集メンバーから外れる、と伝えていた。