香川2発!!CL5季ぶりのゴール「素直に喜びたい」
「欧州CL・1次リーグ、ドルトムント8-4レギア・ワルシャワ」(22日、ドルトムント)
第5戦が行われ、F組のドルトムント(ドイツ)のMF香川真司(27)はホームのレギア・ワルシャワ(ポーランド)戦にフル出場し、2得点1アシストと活躍した。香川の欧州CLでのゴールは5季ぶり。1次リーグ突破を決めているドルトムントは8-4で勝ち、首位を守った。G組でレスター(イングランド)のFW岡崎慎司(30)はホームのクラブ・ブリュージュ(ベルギー)戦で欧州CL初ゴールを挙げた。欧州CL初先発を果たし、2-1で勝って同組1位での突破を決めた。
香川は10月29日以来の公式戦出場。8月の国内カップ以来となる公式戦の得点を「アシストも含めて、自分が欲しかったもの。素直に喜びたい」と振り返った。
既に決勝トーナメント進出を決めており、いわば消化試合。トゥヘル監督は、今季出番に恵まれない香川らに先発の機会を与えた。大会記録を更新する両チーム合計12得点の乱戦で序盤に気を吐いたのが香川だった。
前半17分、右後方からの浮き球をヘディングでたたき込む。1分後、ゴール前中央から左へ相手をかわして左足で決めた。
欧州CLでは実に5季ぶりの得点で、「そうなんですか?」と驚きを隠さない。「(チームの)6、7点目ではなく1、2点目を取ったところに価値がある。この感覚を大事にしたい。これを続けていかないといけない」と引き締めた。