クラブ・アメリカが勝ち越す ロメロが2点目ゴール クラブW杯準々決勝

 「クラブW杯・準々決勝、全北-クラブ・アメリカ」(11日、吹田サッカースタジアム)

 アジア王者の全北(韓国)と北中米カリブ王者のクラブ・アメリカ(メキシコ)が対戦。1-1の後半28分、クラブ・アメリカがFWロメロのこの試合2点目となるゴールで勝ち越した。

 左CKからファーサイドにいたロメロが右足でシュートを放ち、ボールは間にいた選手に触れてわずかにコースを変え、全北のGKホン・ジョンナムの横を抜けてゴール右サイドに入った。

 前半を0-1とリードされたクラブ・アメリカは後半13分、ロメロのゴールで同点に追いついた。途中出場のFWアロジョが左から斜めクロスを出し、ニアに走り込んだロメロが頭で合わせた。ボールは全北のGKホン・ジョンナムの右手をかすめながらゴール左サイドに飛び込んだ。

 全北は前半23分にFWキム・ホギョンが左からの低いクロスに対し、左足のジャストタッチでゴール中央へ鋭く蹴り込み、先制ゴールを挙げた。

 両クラブはちょうど10年前の2006年12月11日にこの大会の準々決勝で戦い、その時はクラブ・アメリカが1-0で勝利している。

 この試合の勝者は15日の準決勝(横浜国際総合競技場)で欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)と対戦する。

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