鹿島2-0で勝って準決勝進出 遠藤、金崎がゴール 遠藤「気持ちがみんな出ていた」
「クラブW杯・準々決勝、鹿島2-0マメロディ・サンダウンズ」(11日、吹田サッカースタジアム)
J1覇者として開催国枠で出場の鹿島は、アフリカ代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)を1-0で下して準決勝進出を決めた。準決勝では南米王者のナシオナル・メデジン(コロンビア)と対戦する。
鹿島は前半、マメロディ・サンダウンズのシュート11本という猛攻を無失点でしのぎ、0-0で折り返した。すると後半18分、MF遠藤のゴールで先制した。右サイドからFW赤崎がクロスを上げ、FW土居が頭で落とし、MF遠藤が左足でシュート。相手キーパーがはじいて、そのままゴールに吸い込まれた。
さらに後半43分には、途中出場のMF金崎が2点目となるゴールを決め、突き放した。金崎は1回戦に続いて、今大会2試合連続のゴールとなった。
以下は試合後のコメント。
石井監督「前半は対応が少しうまくいかなかった部分があった。相手のスピード感だったり、間合いだったり、戸惑ってしまった。後半は落ち着いてボールを保持することができて、相手陣内でボールを回すことができた。いいバランスで試合を運べた。得点の形も非常によかった。安定した戦いができた。(ハーフタイムの指示は)まずは相手陣内でテンポ良くボールを回すこと。(準決勝に向けて)南米のチームは賢く戦ってくるチームが多いので、駆け引きだとか。当然、技術もありますし、しっかり見極めながら安定した戦い方ができれば」
先制ゴールの遠藤「自分は入れるだけの作業だったので、みんなに感謝したい。前半、危ない場面とかありましたけど、耐えて、後半はチャンス来るだろうとみんな思っていて、結果が出てよかったです。きょう勝たないと、前に勝った試合が意味なくなるので、絶対勝ちたいという気持ちがみんな出ていた。(準決勝に向けて)中2日ですけど、また勝てるようにみんなでやっていきたい」