レアルが前半1-0、ベンゼマがロスタイムにゴール決める
「クラブW杯・準決勝、クラブアメリカ-レアル・マドリード」(15日、日産スタジアム)
欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)が北中米カリブ王者のクラブアメリカ(メキシコ)と対戦。前半終了間際にFWベンゼマがゴールを決め、1-0で後半へ折り返した。
前半46分のロスタイムに、左からゴール前に切れ込んだベンゼマが右足のアウトサイドキックでボールをネットに突き刺した。
この試合の勝者は18日の決勝戦(日産スタジアム)でJ1王者・鹿島と対戦する。この日は鹿島イレブンがスタンドで観戦した。
「レジェンド」と称されるジダン監督が率いるマドリードは前半11分に自身4度目のバロンドール(最優秀選手賞)を獲得したFWクリスティアノ・ロナウドが最初のシュートを放った。26分には右からのクロスをロナウドがヘッドで合わせるとボールは左コーナーポストに当たり、こぼれ球をベンゼマがシュートしたが、相手DFが防いだ。
レアルは前半33分には右斜め位置でのFKを得て、ロナウドの右足キックは壁に当たり跳ね返ったボールを、今度は左足で強く蹴ったが相手GKムニョスがはじいて防いだ。
クラブアメリカは序盤ボールをキープ。前半11分にはメキシコ代表FWのベラルタ、20分にはMFイバラがシュート。30分には準々決勝で2ゴールを挙げたFWロメロもゴールを狙い、37分にはMFウィリアムが左からシュートを放ったが、レアルのGKナバスがセーブした。
なお、この試合の敗者は同日の3位決定戦で南米王者のナシオナル・メデジン(コロンビア)と戦う。