曽ケ端Cロナ封じだ 11年ぶりの再戦
「クラブW杯・決勝、鹿島-レアル・マドリード」(18日、日産スタジアム)
サッカーのクラブW杯でアジア勢初の決勝進出を果たしたJ1王者の鹿島(開催国枠)は16日、横浜市内で冒頭15分間を除く非公開練習で調整した。
11年ぶりの再戦が巡って来た。鹿島のGK曽ケ端準(37)は、ロナウドがマンチェスターU(イングランド)に所属していた05年7月に親善試合(国立)で対戦し、2-1で勝利している。アシストこそ許したが無得点に抑え、「今と違いウイング、サイドハーフの選手だった。スピードが印象に残っている」と当時を振り返った。
レアルの準決勝は宿舎でテレビ観戦。前半33分にロナウドが放った強烈な左足シュートに「世界トップレベルの振りの速さだった。覚悟しておかないと」と警戒心を強めた。
02年5月にはトルシエ監督率いる日本代表の一員として、敵地でレアルと対戦。フル出場して0-1で敗れており、15年越しとなる雪辱の機会が訪れた。
プロ19年目の37歳。経験豊富な円熟の守護神が、再びロナウドを封じ込める。