大迫トップ下フル出場 中盤に故障者続出「今は我慢」
「ドイツ1部リーグ、ブレーメン1-1ケルン」(17日、ブレーメン)
アウクスブルクのFW宇佐美貴史(24)は本拠地のボルシアMG戦で今夏の移籍後初先発し、後半42分までプレーした。ケルンのFW大迫勇也(26)は敵地のブレーメン戦にフル出場。ヘルタのFW原口元気(25)はアウェーのライプチヒ戦に先発して後半34分に交代した。ハンブルガーSVのDF酒井高徳(25)はアウェーのマインツ戦にフル出場。アイントラハト・フランクフルトのMF長谷部誠(32)はフル出場した。
ケルンのFW大迫は前節に続き、トップ下でフル出場した。チームは中盤に故障者が続出。能力の高い大迫に本職のFWとしてではなく、中盤から2トップを生かす役割が求められている。「状況が状況なので仕方がない。僕が(ポジションとして)前に行ったらチームが崩れちゃう。今は我慢」と話した。
攻守の切り替えの原動力としてリズムをつくり、巧みにボールを回して再三好機を演出した。ボールが集まり、頼りにされていることが分かる。だが、自身に訪れた後半20分の絶好機ではシュートを左に外し、10試合ぶりのゴールはお預けに。「ちょっとずれた。あそこでしっかり仕留めないと」と反省した。
今年最後の試合となる次戦は本拠地に21日、隣町のレーバークーゼンを迎える。地元は盛り上がること必至。背番号13は「点を取りたい」と目を輝かせた。