名古屋が岡山のエース押谷を獲得「名古屋グランパスは特別なクラブのひとつ」
初のJ2降格が決まった名古屋は20日、岡山FW押谷祐樹(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。
押谷は今季J2リーグ戦で14ゴールを決め、岡山をリーグ6位で初のJ1昇格プレーオフに導く立役者となった。プレーオフでも初戦の準決勝・松本戦で先制ゴールを決め、決勝進出に貢献した。
クラブを通じてコメントした押谷は「名古屋で生まれ、3歳まで育った僕にとって名古屋グランパスは特別なクラブのひとつです。ジュビロ磐田のジュニアユースやユースに所属していた時も試合で何度も三好には来ています。また、FC岐阜に所属していたとき、プレシーズンマッチの名古屋グランパス戦で、そのレベルの高さに圧倒され、自分はプロとしてまだまだだなと痛感したことを覚えています。それから数年が経った今、自分が特別な感情を抱く名古屋の一員になれることを本当に誇りに思います」と名古屋への思いを激白。
「今までの経験を活かし、名古屋がJ1へ復帰するために日々努力し、全力を尽くしますので、ご声援よろしくお願いします」とあいさつした。
初のJ2降格となった名古屋は今オフ、FW川又堅吾が磐田、FW永井謙佑がFC東京、FW小屋松知哉が京都に移籍が決定するなど所属選手の流出が続いている。